メーカー:AVHzY
品名:USBパワーメーター
型番:CT-2 + 負荷装置
購入店:Amazon
購入日:2019年3月29日
価格:7,777円

USB充電の時の細かい情報が知りたくなったので購入。USB電流チェッカーとしてはかなりのお値段ですが機能が豊富です。中国ではKotomi Premiumという名前で売られている製品のようです。

ファームウェアアップデート

まずファームウェアをアップデートします。ホイール左に押した状態のままPCにUSB接続すると上の写真の状態になります。
ハードウェアバージョン1.03
ソフトウェアバージョン1.79.3(アップデート後)

PC側では何も入っていないフォルダが出てくるので公式フォーラムからダウンロードしたファームウェアをコピペするだけです。
英語の説明書もフォーラムにあるので読んでおきます。

基本操作

全てホイールだけで行います。まっすぐ一回押す、まっすぐダブルクリック、まっすぐ長押し、左に回す、左に回してホールド、右に回す、これだけです。

画面表示

ホイールを押すごとに表示が変わります。

画面表示(グラフ)

ホイールをまっすぐダブルクリックするとグラフ画面になります。まっすぐ一回押すごとにVBUSの電圧電流表示とD+/D-の電圧表示が切り替わります。サンプルレートは100/secだそうです。

設定画面

ホイールをまっすぐ長押しすると、設定画面が出ます。累積された数値はここのClear This Groupから消す事が出来ます。消さずに0から記録したい場合はグループの切り替えで違うグループを選択します。

急速充電トリガー、Apple MFI判定、E-Mark

ホイールを左に回すと急速充電トリガー等の選択画面になります。

下の画像のように対応機器を接続していなくても9Vの電圧を引き出すことができます。対応していない機器を接続したままトリガーを実行すると機器を破壊してしまう恐れがあります。

Auto Enumerateでは充電器が対応している急速充電方式が緑色で表示されます。残念ながらUSB-PD4、QuickCharge4、HuaweiSCP 10V-4Aは確認できないようです。

AppleのMFI真偽判定をやってみました。QC3.0の電源に接続する必要があります。下の状態でホイールを一回押します。

ダイソー Lightningケーブル Fake
ANKER Lightningケーブル Passed
Apple純正 Lightningケーブル もちろんPassed
Apple純正 microUSB Lightning変換アダプタ + ダイソー microUSBケーブル Passed

ケーブル抵抗値測定

ホイールを左に回したままホールドすると抵抗値測定が出来ます。四種類の測定方法がありますが、4-Lineは他に測定器具が必要なようです。通常(A-Cのみ)をやってみます。

シャープSH-M08付属のType-A Type-Cケーブルの抵抗値は107mΩ。電源が不安定なUSB電源なのであくまで目安ですが思ったより低めでした。

bypassモードでもほぼ同じ数値が出ましたがどうやって測定しているのかよくわかりません。

ケーブルによっては596mΩもあり、1Aの電流を流しただけで電圧が0.5Vも下がってしまいます。

curve記録

本体だけで電圧電流値等のログを取得出来ますが最大3750ポイントまでです。もっとも間隔の狭い1サンプル/秒にすると1時間しか取れません。取得したログはPCと接続して専用アプリで取り出せます。長時間ログを取得したい場合はPCに接続した状態で専用アプリ側で行う必要があります。

専用アプリ

専用アプリは公式フォーラムからダウンロードします。本体と接続するにはまずメニューバーにあるドライバボタンからドライバをインストールしておきます。

本体で負荷を接続する前に、開始ボタンを押しておくと、電流が流れ始めた時に勝手にログ取得を開始してくれます。終了する時の電流値も設定出来ます。

ログ取得後はメニューバーのファイルから生データ、csv、グラフのbmp画像が保存出来ます。

USB-PD パケットキャプチャ

USB-PD関係の測定は機器を持っていないので試していません。充電器側の仕様確認や接続先とのやりとりがキャプチャ出来るようです。

2019年6月8日追記:

エレコムUSB3.1 Gen1 5A両端Type-CケーブルとUSB-PD充電器を入手したので追記します。

E-Mark Info Reader

ELECOMのUSB3.1 Gen2 5A 両端Type-CケーブルのE-Markを確認してみました。 CT-2のPD Testerのスイッチをオンにします。急速充電トリガーの一番下にE-Mark Info Readerの項目があります。

ELECOM USB3-CC5P05NBK
ダイソー USB2.0 3A 両端Type-Cケーブル

ダイソーのUSB2.0両端Type-CケーブルはE-Marker比搭載でした。USB2.0の場合はUSB-IFの規格上、E-Markerはオプションのようです。USB3.1はE-Marker必須なのでUSB-IF認証品のエレコムは当然ありました。

PDO確認

急速充電トリガーからPower Deliverの項目に入ると、PDOの確認と、低い電圧から順番に出力電圧が変更出来ます。終了するにはホイールをダブルクリックして、左に倒して、急速充電トリガーを終了しますか?という表示出たところではいを押します。

Type-C測定時の不具合

2019年6月26日追記
下記の不具合は、CT-2本体のUSB-PDのスイッチをオンにしていたために起きていました。オフにすると問題なく充電が可能でした。失礼しました。

ダイソーのUSB2.0 両端Type-Cを2本使用し、SH-M08を充電してみました。

なぜか90mAしか流れず。

充電器側のType-Cケーブルをひっくり返すと5V2A充電器を使った時と同じように1.4A流れました。でもUSB-PD充電器とSH-M08を直結すると1.9Aくらい流れているみたいなんですよね。CT-2を挟んでいるのが悪いのか、E-Marker非搭載のUSB2.0Type-Cケーブルを2本使っているのが悪いのか原因はわかりません。どっち向きにも差せるType-Cなのにひっくり返すとちゃんと充電されるのも一体なぜなのか不思議です。Type-Cオス端子搭載のTC66Cを注文したので後で比較してみます。

まとめ

Type-C端子の動作はちょっとあやしいですが、非常に高機能で動作も安定していて満足してます。ただ、同じような機能でほぼ半額のWEB-U2というものもあるので、探せばもっと安くていいものがあるかもしれません。